mokuteki

目的を明確にすることで余計な選択枠が減り、集中できる気がしてる

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これから企業の面接を受ける予定のある方やフリーランスとして活躍したい方へ向けた話です。面接を受ける前に読んでみてもらえると採用率がちょこっと上がるかもしれません。

「フリーランス」になりたいという声をよく聞くような気がします。
他にも「WEBデザイナーになりたい」など、若い人に職業やステータスを得ることが目的と考えている人は多いように思います。(フリーランスについてはこちら:フリーランスのWEBデザイナーが感じていること

自分の場合は新サービスをリリースする為に時間が欲しかった(昼間に人と会う必要があると考えた)のでフリーランスのWEBデザイナーになることにしました。フリーランスとして生活していくことや、WEBデザイナーとして働くことは目的のために必要と考えた道の1つのように考えているので今でも他の方法を模索していない訳ではないです。

以前、勤めていた会社で面接を担当させていただいていたことがあります。
その時にこの「職業やステータスを得ることが目的」という人に多く出会ったような気がしますが、あまり採用をすることに前向きになれなかったような記憶があります。実際に採用してしまえば彼(彼女)たちの最初の目的は達成できるので協力したい気持ちももちろんありました。採用すれば従順に働いてくれたかもしれません、しかし会社としてはそういった人よりは「道を切り開ける可能性を持った人」の方が好まれるように思います。会社は前に進み続けなければならないので、新しいことへ挑戦をしていく姿勢はとても大切です(世の中はアウトローによって発展したきたように思います)。

仕事は楽しい時は多いですが、上手くいかない時には辛く感じてしまい「働く意味」に迷う時があるかもしれません。
そんな時も自分がなぜ働くのかという目的を明確にもっていることで迷いが少なくなると思います。目的には迷った時に振り返れる定点のような役割をすることがあります。

職業を目的とすることは悪いことではありませんが、目的を別に持つことで必要以上に自分が追い込まれることは減るように思います。目的があることで現在の自分の状況はそこまでに必要な道かどうかをまず考えるので、「YES」であればがんばってみる、「NO」であれば辞めるという選択をすれば良いので判断は簡単になります。余計な判断ができる選択枠を減らすことで思考はよりクリアーになり集中ができます。

「家族を養っていくために働く」ことが目的の人は、目的から考えると迷った時は現在の職業に固執する必要がないという選択が生まれます。そこに余裕のようなものを見出せる気がします。余裕があることで仕事を楽しむことができたり、人に対しても優しく接することで仕事も上手くいきやすくなるので、僕はこの余裕がとても大切だと思います。

フリーランスにも社長にもすぐになることは出来ます。目的は後からついてくることもあるので無理に探す必要はないと思いますが、「目的を持つことで余計な迷いが減り、働くことや人生が少し楽しくなるかもしれないよ」っていう話でした。


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