TECH IN ASIAサイト内の「Otaku dream: this smart anime body pillow responds to your caress」という記事で株式会社ジョイアスの「痛すぽ」が取り上げられて海外でも話題になっています。
「痛すぽ」とは?
「痛すぽ」紹介YOU TUBE-なでなでするとキャラクターの音声が流れる抱き枕「痛すぽ」
動画の再生回数は50万回を超えています(どこを触って・・)。
・触ると音のでる抱き枕
抱き枕の表面をなでなですることで、キャラクターの音声が流れる抱き枕向けキットです。「軽くなでる」「強くなでる」「叩く」の判別が可能です。
なでることで声が出ます。
・親密度をあげると反応が変わる
なで方によって親密度が変化します。「嫁モード」「好きモード」「標準モード」「嫌いモード」「大嫌いモード」の5つがあり、それぞれ流れるボイスが変わります。
優しくなでることによって「嫁モード」、乱暴に触ると「嫌いモード」になって罵声を浴びせられたり反応してもらえなくなるとか。
・好きなキャラを選べる
現在4人のキャラクターを用意しています。いろいろな性格のキャラクターがいるので、自分好みのキャラクターを選択して楽しみましょう。
・アプリは無料
キャラクターを選択できるアプリは基本無料です。新しいボイスやキャラクターをどんどん追加していきます。
声は500種類(追加パックの予定あり)
「痛すぽ」の使い方
「痛すぽ」はセンサーをクッションにセットして、スマホのBluetooth機能を利用して好きなキャラと楽しみます。
「痛すぽ」の需要
そんなものに需要があるの?と思うかもしれませんが、「痛すぽ」はクラウドファンディングMakuake(マクアケ)で目標金額の500,000万円を大きく超える3,734,000円を集めていることからもわかるようにオタクからはその発売がとても望まれた商品なのです。
株式会社ジョイアスについて
株式会社ジョイアスは平成26年5月に福岡で誕生した九州工業大学発ベンチャー企業で、九州工業大学の技術シーズを活用して新たなプロダクト・アプリ開発を行っている会社です。
代表取締役である内村康一さんのブログからはオタク文化への愛情が伝わってくるように、同社は他にも同人誌検索サイト「Ccomi」の運営するなど、オタクに特化したサービスを提供しており、現在も「痛すぽ」以外のプロダクトも進行中です。
今回紹介されていたTECH IN ASIAの記事で内村氏は「私はガールフレンドを持っていなかったと私は会社を始めるまでとても孤独だった」と述べており、二次元の世界にハマるきっかけなどもインタビューで語っており、これからもオタクに根ざしたビジネスの展開を予定しているそうです。
日本のオタク文化
先日も日本のコミケの話題がニュースになり、海外でも話題になりました。「ワンピース」なども海外ではとても人気があるなど、日本のオタク文化は海外でも高く(そして少し奇妙に)評価されています。
「痛すぽ」はオタク文化と共に海外でも人気を獲得していくのでしょうか?注目です。
“オタクのIot?愛撫に反応して声が出る抱き枕『痛すぽ』発売へ!株式会社ジョイアスの挑戦” への39件のフィードバック