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フリーランスのWEBデザイナーが感じていること

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フリーランスになる前には考えもしなかったことを今後フリーランスを目指す方や興味がある方の為に少し書いておこうと思います。

フリーランスは時間が自由に使える?

会社員と違い休みを申請する必要がありませんし、1日のタスクのコントロールがし易いのでイレギュラーの休みは取り易いと思います。
家族が病気になってしまった時にはすぐに看病ができますし、自宅で開業されている方は子どもの成長をより近くで見ることも出来ます。

ただ仕事休む為にはタスク(仕事)をコントールしなければならず、差し迫った納期をズラすことが難しい場合もあります。
またクライアントは多くの場合、一般的な就業規則(9:00〜18:00など)に基づいて仕事をされているので当然電話やメールなどの連絡は日中に発生します。
連絡の対応(時には至急対応)もあるので、「朝は少しのんびりできる」位の考えで良いと思います。

生活時間のメリハリがなくなった?

時間を自由に使えるのでなんとなくダラダラと仕事をしてしまったり、休日も頭の片隅では(会社勤めの時以上に)仕事のことを考えてしまいがちです。
出勤や帰社があることで仕事に対してメリハリがつくのは会社勤めのメリットの1つかもしれません。

毎朝決まった時間に起きて出勤する必要がないので昼に起きて夜中まで働くのフリーランスも多いように思います。そういった生活に慣れてしまえば問題はないように思いますが、起床時間や睡眠時間がある程度は定まっていないと体調や精神面が安定しないのではないでしょうか。

会社に勤めていた時は定時出勤や帰社の良さも考えたことがありませんでしたが、管理をされる良さ(楽さ)がわかるようになりました。

生活時間のメリハリでいえば会社の「昼休み」のようなものがないので食事の時間が毎日前後してしまいがちです。時には集中して作業をしたい時もあり、食事を後に回してしまいたくなる場合もありますが食事が不規則になると結果的に体調を崩しやすくなり、効率が良いとは思えません。

自分の場合はなるべく決まった時間に昼食を食べるように努めていたり、基本的には出勤しないこと以外は会社勤めとあまり変わらない生活をしています。

コミュニケーション能力は高い方が良い

制作会社や広告代理店と業務委託契約で働いていくのであれば最低限のコミュニケーション能力でも問題はないと思いますが、フリーランスは時には自ら営業をする場合もありますし、基本的には(ディレクターを間に挟まずに)クライアントとのやりとりは自ら行うのでコミュニケーション能力は高い方が良いと思います。

万が一トラブルが起きた場合、会社であれば「窓口(担当)を変える」という選択をすることもできますがフリーランスにはそれは難しいです。フロントラインであり、デッドラインでもあることを常に意識しておく必要があります。

振り込みの催促が必要な場合も・・

見積もりや請求書の発行など仕事の大まかな流れについては会社勤めもフリーランスもそれほど変わらないように思います。しかしフリーランスでは、クライアントから期日になっても振り込みがないといったトラブルが多くなるように思います。

このような場合には、支払いの催促の連絡をする必要が出てきますのでフリーランスはタフなハートが必要です。


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