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いい年をしたアイドル好きは「キモイ」のか?

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タレントでアスリートの武井壮さん(42)がツイッターで、いい年をしたアイドル好きを「キモイ」という人がいるけれども、それは間違っているとツイートをしたところ、ネットで賛否両論の議論が起こりました。

武井さん自身はかなりのアイドル好きなようで、以前ラジオ番組に出演した時にはアイドルグループ「AKB48」が出演している日本テレビ系ドラマ「マジすか学園」に「激ハマり」しているとその魅力を熱く語っていたそうです。

武井さんは15年8月4日から5日にかけて、ツイッターで「宮澤佐江ちゃんのキュートさに回帰している」「オレはいつかどこかで亀井絵里ちゃんに遭遇できる事を夢見ている」などとアイドルの話題を「連投」した。フォロワーから「なぜ亀ちゃん?? 」「アイドル好きですね?」などとリプライされると、こんな事を発言したのだ。

「いい年してアイドル好きはキモいとか言うやつがいるけども。。いい年してアイドルの良さも分からねえヤツは不憫だと思うぜ。。」

そして、この世の中で心の底から楽しめるものが多い人ほど人生は豊かで、いい年だろうが若者だろうが関係は無い、としたうえで、

「自分は何歳になってもどんな地位にいても地球を最大限楽しんでやろうと思っている」との思いを語った。(掲載元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000005-jct-ent)

武井さんのツイートについてのネットの反応

「私がいくつになってもキモくないって事ですね♪」

武井さんの発言を支持する声もある一方で

「いや、実際おっさんがライブ会場にいるのきもいし」

「タダのロリコンでしょ。あの子たち見て淫らな想像してないとは絶対に言いきれないでしょ」

否定的な見方の方が多いようです。

人の趣味趣向は理解できないのがむしろ普通と考えていても良いと思う

私にはアイドルの良さはそれほど理解できませんが、頑張っている若いアイドルを見ると応援したくはなります。

いい年してアイドルの良さも分からねえヤツは不憫だと思う

人の趣味趣向というのは、押し付けるとオカシクなる気がします。例えば、世の中には「鉄オタ」と呼ばれる鉄道オタクの人も多くいます。心から理解できますか?

好きなものが多い方が人生は豊かかもしれませんが、アイドルだろうが鉄道だろうが好きな人は好きでいれば良いと思います。いやらしい目で見ていても良いと思います(もちろん度を過ぎたものや、犯罪はやめてください)。

好きなものに対して「知らないことは不憫に思う」という気持ちはわかります。本人にとってはそれは「こんなに素晴らしいものを教えてあげたい」という「善意」の気持ちなだけに厄介ですが・・お互い他人の趣味趣向については興味のない人に言及しなくても良いかなと思います。

趣味によっては年齢層等が偏っていることもあると思うんですが、アイドル好きの場合、いい年した人と若い世代とライブやイベントで接点が発生しやすいというのも「キモい」と言われやすい理由かもしれません。同じものを好きな自分に嫌悪感を抱くというのもあるかもしれません。

「慣れ」もあると思うんですよね、「免疫」というか。

大人になると他人のことよりも自分のみっともなさが気になったりするんですが

普段接しない人たちに会うと抵抗を感じてしまうことはあると思います。学生のころは色んな人(自分とは異なる年齢層や趣味趣向、価値観)と会う機会や接点がないのですが、社会に出るとそうした機会は増えるので自然と慣れてきます。距離の取り方も学んでいきます。

キモいと考えるのはもったいないというか・・社会勉強だと思って、せっかく共通の趣味を持った人が一緒の場にいるので何か楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか?(親友になる必要はないんだから)

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