写真提供:NASA
あの頃、「地球がなぜ丸いのか?」と疑問に思っていながら「夏休み子ども質問教室」のようなものへ電話する勇気がなかったチキンな僕ですが、そんな質問にわかりやすく答えてくれる国立科学博物館のページを見つけたので紹介します。
球というかたちは、もっともありふれた自然なかたち
人工衛星から撮影した地球の青くて丸い姿は、まるで宇宙に浮かぶ宝石のようですね。さて、どうして地球は丸いのでしょう? なぜお皿のようなかたちやサイコロのようなかたちではなく、球形をしているのでしょう?でも、ちょっと考えてみて下さい。丸いのは地球だけでしょうか? そんなことはありません。太陽も丸いし、月だって球形をしています。球というかたちは、もっともありふれた自然なかたちなのです。
それでは、どうして球が自然なかたちなのでしょう?地球も、そして太陽や月も、宇宙空間の中でそのモトとなる物質が次第に寄せ集まって生まれました。寄せ集めた力は万有引力です。万有引力の大きさは、相手のいる方向によって違いはありません。中心から方向によって差別のない形、それが球なのです。(参照元:国立科学博物館/宇宙の質問箱)
地球はほんの少し上下につぶれたミカンのようなかたちをしている
地球はほんとうは球ではないんだ、といったら皆さんは驚かれるでしょうか? 地球の半径は赤道まわりで測ると6380km、極まわりで測ると6360kmです。ほんの少しですが、上下につぶれたミカンのようなかたちをしているのです。もっと極端なのは木星です。木星は望遠鏡で見ても、赤道方向がふくらんでいるのがわかります。これは自転による遠心力のためです。(参照元:国立科学博物館/宇宙の質問箱)
サイトでは他にも「空が青い理由」や「太陽が東から出て西へ沈む理由」など、あの頃の僕たちが知りたかった情報に対してわかりやすく説明してくれていますので一度ご覧になられてはいかがでしょうか?
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