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難民の受け入れはなぜ問題なのか?

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Facebookで「はすみとしこ」氏の書いたイラストに対してSEALDsの奥田氏などから抗議の声が上がっており、またFacebookもこの画像を削除しないことに問題があるのではないかと議論を呼んでいます。

こちらのサイトでは「シリア難民を侮辱するイラストが「レイシズム」であるとFacebookは認めてください。」賛同者を募っています。

はすみとしこ氏の書いた問題になっているイラスト
難民問題
イラストの元の少女
CQLYc-NUwAANXS2

個人的には少女のイメージを使って自分の考えを主張しているのは好きではないです。しかし言論や思想の自由を考えるとFacebookの対応は良いように考えています。

「困っている人を助けたい」。その気持ちに共感する人は多いと思います。

しかし多くの人が現在の日本では今回の難民を受け入れることは難しいと考えています。

なぜ難民の受け入れに反対なのでしょうか?その理由を考えます。

今回の難民の受け入れに対する日本の対応

まず今回の難民の受け入れに対する日本の対応から紹介します。

安倍首相が「難民の受け入れよりも、女性や高齢者の活躍が優先!」と発言したと報じられていますが、正確には少し違います。

今回の難民に対する対応の問題であります。これはまさに国際社会で連携して取り組まなければいけない課題であろうと思います。人口問題として申し上げれば、我々はいわば移民を受け入れるよりも前にやるべきことがあり、それは女性の活躍であり、あるいは高齢者の活躍であり、そして出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手があるということでもあります。同時にこの難民の問題については、日本は日本としての責任を果たしていきたいと考えておりまして、それはまさに難民を生み出す土壌そのものを変えていくために、日本としては貢献をしていきたいと考えております

人口問題としては移民を受け入れるよりも前に女性や高齢者の活躍が優先であり、出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手がある。難民については国際社会で取り組む必要があり、日本は日本のとしての責任を果たしたい

確かに難民受け入れを突っぱねたと発言の中に汲み取れなくはありません。

人口が増えれば労働者は増え、出生率も上がるなどメリットが多いようにも思えますが、なぜ難民の受け入れについて難色を示す人が多いのでしょうか?

難民を受け入れると起きる問題

では難民を受け入れるとどんなことが起こると予想されるのか例を交えて一部を紹介します。

難民は労働力になるとは考え難い

優秀な移民は歓迎という人は多い

例えばザッカーバーグ氏のような優秀な人間が日本でFacebookを立ち上げてくれたらどうでしょうか?日本の社会に大きく貢献してくれる人材が日本に来てくれることは喜ばしいことです。また日本の会社が世界に向けてビジネスをする上で他国の感覚を持っている人材は会社や社会にとって良い刺激を多くもたらしてくれる可能性があります。
ガラパガゴス→グローバル視点が多く生まれる可能性も増える。

ドイツは難民の受け入れを発表しましたが、ドイツは受け入れる難民を選んでいることが問題になっています。
自分の国に必要ないと判断した難民を周辺の他の国に受け入れろ、と言っています。

日本も2025年には介護ショックが起きると言われており、移民労働者を多く招きたいのですが・・労働者として見込めない人材(場合によっては生活保護を支給する必要もあります)が増えることは世界的に見てもあまり良い効果をもたらさないのが一般的なのです。

難民の教育の問題。日本のルール=法律を理解してもらう必要性

難民が日本にきた場合、言語や日本の生活のルールを理解してもらう必要があります。その教育資金は税金からでしょうか・・?

言語を覚えてもらうのは日本で暮らしていく上で必須ですが、生活のルールが「信仰の自由」などと衝突する難しい問題が起きる可能性があります。自分の国の言葉を使い、自分の国の文化や宗教を守っていきたい人の考えを尊重したいと頭では理解できても、日本で生活する以上は基本的に既存の日本のルールに従ってもらわなくてはいけません(私たちも新たなルールが増えて行くのに困惑してしまいます)。
言語やルールが理解できていないと労働力にもならない。

「ゴミはゴミ箱に捨てる」、「人のものを盗んではいけない」などのルールを全て教える必要があります。
「露出の多い服を着た女性に対しては乱暴をしても良い」と考えている人も世界にはいます。

日本のルール=法律を理解して生活をしてもらうことはお金もかかる上に簡単ではありません

日本への理解に意欲がない難民を受け入れることは社会の負担が増えてしまいます。

難民だけのコミュニティの形成と逆転

日本の地方には土地が余っていて労働力が不足していると、いう声もあります。

地方に多くの難民を受け入れた場合に想定されること

例えば、人口100人の村が500人の難民を受け入れるとどうでしょうか?

共存していけばとても良いのですが、実際には住民の多くを占める難民を中心とした村になってしまいます。難民優先に物事が進む村で、大多数を占めた人々が日本の教育やルールを守るとは考え難く、その村のルールは難民たちが考えたルールで運営されていくでしょう。
他の国で日本人に囲まれた生活を想像してください、その国の言葉や文化を新たに学習しますか?

難民の民族優遇のルールができるようになると元から暮らしていた人が他の土地に移動をすることになります(移動できる人はまだ良いでしょう、移動できない人は新しいルールで生活していく必要があります)。

難民を受け入れる具体的な法の整備や国民の理解が必要

「難民を受け入れろ!」という人が自分の家に招き入れ、教育をし、雇用をすることなどに責任を取れるのであれば、難民の受け入れに反対する人は減り、賛成する人は増えるでしょう。今後は日本も積極的に受け入れをするようになる可能性もあります。しかし現状ではこうした問題について法の整備などがまだ検討していく必要があるので反対をしている人が多いわけです。

経済と平和

困っている人を助けたい、経済のプラスになるのであれば難民を受け入れたいと日本の人の多くが考えていると思います。しかし文化の違いや経済的なマイナスによって引き起きる治安の悪化で「混乱」が起きる可能性があります。

それは避けたいのです。

なぜなら「平和の反対は混乱」だからです。

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“難民の受け入れはなぜ問題なのか?” への3件のフィードバック

  1. 日本はこれまでにも朝鮮半島や済州島の難民受け入れをしてきましたが今彼らの多くが反日言動してるのはみなさん周知の事実ですよね?外国人犯罪も韓国朝鮮系が圧倒的に多い。
    ヨーロッパを見ても移民難民を受け入れた国がどうなってるか見れば一目瞭然でしょう?これでまだ人道主義のヘチマのと言ってる奴らは××だ。

  2. 皆さんはペルー人のホセトレスヤギとかナカダをもう忘れたのですか?
    なんの罪もない日本の幼気な、無邪気な幼女を強姦して殺した鬼みたいな奴らを。移民難民を受け入れたら必ずこんな事件が激増します。ドイツやスエーデンでも頻発しています。

    さらに今日本で大学の狂員をしている、羽衣国際大学の「にしゃんた」とか日本映画大学の「韓東賢」などの基地外外国人は「外国人犯罪に国籍を報道するのは差別だ」などと言っている始末です。
    こうなるともう全くの「害人」ですね。

    宗教、言葉、生活習慣、考え方が違う人種がいっぱい入ってきたらメチャクチャに混乱するのは明らかです。これらの基地外狂員たちはそれが目的、即ち日本破壊が目的でこんなことを言っているのです!
    「多文化共生」などとの胡散臭い美名に騙されてはいけません。
    実態は「他文化強制」なのです!

  3.  
    まず前提と致しまして、難民問題と労働力としての移民問題は
    入国の目的や人道的な観点から鑑みて、同列に語るべき
    問題ではないと考えておりますので、
    本コメント内では難民問題に限定して記述させて頂きます。

    受け入れ賛成派
    受け入れ反対派
    それぞれのコメントをお見受けしたところ、

    賛成の方のキーワードの一例としては
    「グローバル化」「国際社会の一員としての責任」「博愛主義」
    などが挙げられます。

    反対派の方のキーワードの一例としては
    「治安の悪化」「異文化間の軋轢」「イスラム不信」
    といったところでしょうか。

    私個人の意見としては、
    難民の受け入れには反対です。
    しかしその一方で、賛成の方のご意見も理解できますし、
    優しい方なんだな、と思えるような性善的なご意見も
    沢山見受けられ、同じ日本人として共感も出来ます。

    一つ重要なポイントかなと思ったことを記載させて頂くと、
    受け入れに比較的積極的だという立場を取っておられる方は
    沢山いらっしゃると思うのですが、

    各々日本国内で保護し、日本国が支援する事に重きを置いて
    おられるのか。
    それとも、日本国内でなくてもよく、
    難民が安心して生活が出来る環境を提供する事が
    大切だと考えておられるのか、
    どちらなのかな、という事です。

    前者なのであれば、他国ではなく特定の国、つまり
    日本で支援しければならないという、
    特別な必要性を感じているということですので、
    その必要性がどういった内容のものなのかお伺いしたいです。
    念のためお伝えしておきますが、これは批判的な
    ニュアンスで記載した文章ではございません。
    ご意見を正確に理解したいだけです。
    私は全ての意見に敬意が払われるべきだと考えています。

    もし後者なのであれば、
    安全地帯構想にご賛同頂ける可能性はございますでしょうか。
    安全地帯を作る場所、条件には検討の余地があり、
    また難民の安全の確保や生活環境の支援、就学の機会等、
    多方面にわたる人道的支援を、
    ドイツやカナダ等の難民受け入れに積極的な国のみに
    押し付けるのではなく、
    日本も含めた世界各国の協力の下に行う。
    このような状況を想定した場合に、ご賛同頂ける可能性は
    ございますでしょうか。

    昨今、日本国内においてもグローバル化がすすみ、
    私個人もアメリカ、ロシア、中国、台湾等の方と
    お話しする機会が増えました。
    しかし、グローバル化が進んだ事でかえって、
    自分が日本人であるという事を、強く意識するようになりました。

    そして世界の中における日本文化の特質性を、
    私は非常に魅力的に感じていて、日本人として生まれた事に
    強い誇りを持っています。

    私が感じているこの特質性や、日本人の持つ情緒的な
    感性や矜持を、この日本国でよりリアルに感じたい、
    感じてみたい、このように考えて、沢山の外国人が海を渡り、
    この日本に観光にお越し下さるのだと思います。

    やはり日本国は日本人が作ってきたものであり、
    そこに住む人間は日本人でなければならないのです。

    シリア人が一定数日本に住んだとしても、やはりそこは
    日本でありシリアではないのです。
    シリア人が持つ感性、誇り、矜持を
    取り戻すには、
    シリア人によるシリア人のためのシリアという国が
    必要なのです。

    我々日本人がなすべき事は、
    単に生活保護のお金をシリア人に提供する事ではなく、
    シリア人が自らの誇りを取り戻し、強いシリアを
    再興する手助けをすることではないでしょうか。

    私はこのように考えております。
    そしてシリア人が誇りを取り戻すその第一歩として、
    私は安全地帯構想に賛同をします。
    以上です。ご高覧頂きありがとうございました。

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