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LSD服用時のトリップ効果が体験できるメガネ?『Mood』for Music

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(photo:https://www.facebook.com/moodspecs)

近い将来、私たちはこの新たなメガネ「Mood」によって身体への健康被害がなく”お手軽にトリップ効果”を体験できる時代がくるかもしれません。アメリカでは一部の州で大麻(マリファナ)が新たに合法化されたことも記憶に新しいですが、大麻を吸引したり、ドラッグを服用せずにそれらと同様の体験が出来るとしたら、あなたは体験してみたいと思いますか?

Mood for Music

メガネの名前は「Mood」、そしてfor Musicというキャッチコピーが付いています。50年代のジャズ・ミュージシャンの多くが溺れていたように、音楽とドラッグカルチャーは昔から密接に関係してきました。このメガネはミュージシャンや音楽好きのリスナーのトリップ願望を満たすだけではなく、健康面もカバーできるものになる可能性があります。

Moodは音楽フェスの必需品になるかも?

ハンガリー在住のアーティスト、ベンス・アゴストン氏によって開発されたメガネ「Mood」は、ドラッグなどを使用せずにLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)を服用した際などに体験できる「トリップ効果」を味わえるというものです。アゴストン氏によれば”サイケデリック・ミュージック”を聴いている時に着用するのがおすすめで、メガネのフレームもそういった音楽を好むサブカルチャー層をターゲットにしているのでお洒落にしているようです。

Moodはレンズを動かして使用。モアレ効果でトリップ体験?

Moodは異なる6種類の光学パターンのレンズをそれぞれ片側に3枚重ね合わせ、セットしたレンズを回転させたり、付け替えたり、組み合わせを変えるなどして使用します。この6種類のレンズはそれぞれ独特なモアレパターンを備えており赤やグリーン、ブルーのライトのみを透過させるようにそれぞれフィルター加工が施されており、このレンズを重ね合わせることにより光学的に見ている景色を変容させることでトリップ効果を生み出します。

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モアレとは

モアレまたはモワレ(仏: moiré)は干渉縞ともいい、規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のことである。
また、規則正しい模様を、デジタル写真などのビットマップ画像にした場合も、画像の画素解像度と模様の周波数のずれが原因で同様の縞模様が発生するがこれもモアレと呼ぶ。また印刷でも網点という点の集まりに画像を変換するので同様の現象が発生する。モアレそのものも周期を持ち、この周期は元になる模様の周期の組み合わせで決まる。物理学的にいうと、モアレとは二つの空間周波数のうなり現象といえる。様々な形態で発生するため、モアレにもいろいろなものがある。モアレを望ましからぬものとして取り除く対象にする場合もあり、逆に発生したモアレを有用なものとして利用する分野もある。(wikipedia)

光学幻覚についてはYOU TUBUなどでも多くの動画がアップされていますね。

Moodの商品化と今後与える影響について

Moodは現在商品化に向けて準備中とのこと。

日本では近年「危険ドラッグ」の問題が深刻化していますが、もしかすると問題は全く新しい角度から解決されるかもしれませんね。

Mood公式Facebook:https://www.facebook.com/moodspecs


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