日本でもコンビニや自動販売機など身近なところで販売されているペットボトルの水ですが、水道水ではと疑惑のあった某ボトルウォーターが水道水だったようです。
水道水だったペットボトルの水に消費者怒り
ボトルウォーターにおいては世界トップブランドの「AQUAFINA(アクアフィーナ)」。これが天然水だと思ったら大間違い、なんとただの水道水であった。長く浮上していたその疑惑について少し前にメーカーのペプシコ社が認めたものだが、消費者の間からは「水道水ならもっと安い値段で出せたはずだ」との不満の声が続出しているもようだ。
採水国はアメリカ、炭酸成分はゼロとされるも、採水地についてこれまで具体的な説明がなかった「AQUAFINA(アクアフィーナ)」。大変飲みやすい軟水で赤ちゃんのミルク作りに使用していたというママも多く、世界約30か国以上で愛されてきた。しかしその水を“天然水”だと思っていた人は残念ながら勘違いをしていたようだ。
『USA Today』紙は少し前、メーカーのPepsiCo(ペプシコ)社はかねてから出ていた“ただの水道水ではないか”との疑惑を肯定し、そのラベルに水道水由来であることを示すP.W.S.(Public Water Source)という文字を入れることになったと報じていた。水道水となると非常に原価が安いため、メディアは消費者を代表して「私たちは騙されていた。原価の2000倍もの額をその水に支払ってきた」としてメーカーを強く叩いていた。
またペプシコ社にそのことを問いかけた米インターネットメディアの『inverse.com』は、2か月近く経ったこのほどやっと広報担当者からの回答を得たと伝えた。「“Hydro-7”という7ステップからなる精巧な濾過システムを採用しているため、品質や飲みやすさには相変わらず大きな自信を持っている」というポジティブな内容であったという。なおこの件に関しては、ほかにコカ・コーラ社の「Dasani(ダサニ)」も原料が水道水であったことをすっぱ抜かれている。
美容や健康のために水をタップリと飲めと言われるなど、現代において水の販売はビッグビジネスである。人々を騙すような紛らわしい表示で“天然水”と勘違いさせているボトルウォーターは意外にも多い可能性があり、その場合はもっと安い価格での販売を考えるべきであろう。
(掲載元:http://japan.techinsight.jp/2015/10/yokote2015102914290.html)
ミネラルウォーターの分類
調べてみると日本と海外ではミネラルウォーターの分類が少し違うようです。
「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン 1990年制定 農林水産省」
ナチュラルウォーター
ナチュラルウォーター
特定水源より採水された地下水
ナチュラルミネラルウォーター
特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留又は移動中 に地層中の無機塩類が溶解したもの
ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行ってはならない
ミネラルウォーター
ミネラルウォーター
特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留又は移動中 に地層中の無機塩類が溶解したもの
ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外に次に揚げる処理を行ったもの
-複数の原水の混合
-ミネラル分の微調整
-ばっ気など
ボトルドウォーター
特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留又は移動中 に地層中の無機塩類が溶解したもの
ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外に原水の本来成分を大きく変化させる処理を行ったもの
その他、原水が地下水以外の場合
-純水、蒸留水、水道水など
但し、食品衛生法に基づく殺菌が必要である
よく○○の水と紹介されているような場所の水道水なんかは殺菌すればボトルドウォーター=ミネラルウォーターってこと?
日本のミネラルウォーターはヨーロッパではプロセスド・ウォーター(ミネラルウォーター)、熱処理やろ過など人の手を加えたものは、加工水という分類のようです。
ミネラルウォーターの疑問
毎日2リットルの水を飲むのは身体に良いとされていますが、以前から私はミネラルウォーターにも疑問を持っておりあまり買いません。「ペットボトルに入れられてから何年も保存できる水」というのはあまり良いものではないような・・。
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